菊池仁志のプロフィール
元競輪選手
- 1961年7月生まれ
(愛媛県松山市出身) - 1981年6月選手登録(47期)
- 1981年7月デビュー(初出走)
- 1983年4月S1班昇格
- 2011年11月S級在籍のまま競輪選手を引退
1981年7月のプロデビュー後、1年10か月でS級1班に昇級。 以降2011年11月の引退まで28年8ヵ月S級連続在籍。 競輪選手生活30年5か月、通算268勝。 GI、GII決勝戦進出。GIII向日町優勝。
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■競輪出走回数(2011年11月29日引退まで)
総出走数 | F2 | F1 | G3 | G2 | G1 | |
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2187 | 204 | 1019 | 603 | 60 | 301 |
◇デビュー
1981/7/25熊本2位1位3位
◇初勝利
S級
:1983/04/12 玉野 4位 4位 1位
特別競輪
:1984/03/19 千葉 6位 5位 1位
A級
:1982/01/02 松山 1位 4位 2位
B級
:1981/07/26 熊本 2位 1位 3位
◇初優勝
S級:1985/2/18
豊橋 1位1位 1位
A級:1982/6/22
別府 1位1位 1位
B級:1981/8/11
別府 4位3位 1位
◇特別競輪出走履歴
寛仁親王牌競輪
2004/07/22(木) 前橋
ふるさとダービー
2004/06/26(土) 函館
ふるさとダービー
2003/08/21(木) 四日市
西日本王座決定戦
2003/02/06(木) 小松島
共同通信社杯
2002/10/11(金) 宇都宮
オールスター競輪
2002/09/18(水) 熊本
寛仁親王牌競輪
2002/07/25(木) 前橋
高松宮記念杯競輪(東西対抗戦)
2002/05/30(木) 大津
日本選手権
2002/03/19(火) 立川
競輪祭(競輪王)
2002/01/24(木) 小倉
読売新聞社杯全日本選抜競輪
2001/11/01(木) 花月園
オールスター競輪
2001/09/19(水) 岐阜
寛仁親王牌競輪
2001/07/26(木) 青森
高松宮記念杯競輪(東西対抗戦)
2001/05/26(土) 大津
日本選手権
2001/03/20(火) 松戸
ふるさとダービー
2001/02/22(木) 小松島
競輪祭(競輪王)
2000/11/23(木) 小倉
読売新聞社杯全日本選抜競輪
2000/08/03(木) 名古屋
寛仁親王牌競輪
2000/07/06(木) 前橋
日本選手権
2000/03/23(木) 千葉
オールスター競輪
1999/09/23(木) 甲子園
読売新聞社杯全日本選抜競輪
1999/07/31(土) 大垣
寛仁親王牌競輪
1999/07/03(土) 前橋
高松宮記念杯競輪(東西対抗戦)
1999/05/29(土) 大津
日本選手権
1999/03/25(木) 静岡
ふるさとダービー
1999/02/20(土) 佐世保
共同通信社杯
1999/01/23(土) 広島
ふるさとダービー
1998/12/05(土) 観音寺
競輪祭(競輪王)
1998/11/20(金) 小倉
寛仁親王牌競輪
1998/10/24(土) 前橋
オールスター競輪
1998/09/24(木) 一宮
読売新聞社杯全日本選抜競輪
1998/08/01(土) 青森
高松宮記念杯競輪(東西対抗戦)
1998/05/29(金) 大津
日本選手権
1998/03/21(土) 西武園
ふるさとダービー
1998/02/21(土) 豊橋
競輪祭(競輪王)
1997/11/21(金) 小倉
寛仁親王牌競輪
1997/10/25(土) 前橋
オールスター競輪
1997/09/25(木) 平塚
読売新聞社杯全日本選抜競輪
1997/08/02(土) いわき平
ふるさとダービー
1997/07/05(土) 防府
現在の活動
- ヒトシプランニングオフィス株式会社 代表取締役
- 自転車競技プロコーチ(トラック/ロード)
- K-FITTING ®:バイクスクール主宰
バイクフィッティング・トレーニング・自転車競技指導 - ヨネックス スポーツサイクル契約アドバイザー
- Wattbike Japan契約アドバイザー
- 松山学院※高等学校 自転車競技部 ヘッドコーチ(2016年創部~)
- 公営競技(競輪)・自転車競技 解説
- 夕刊フジ・公式サイト「zakzak」:コラム
「菊池仁志 フィッティング予報」連載(2019年10/23~)
※2021年度に松山城南から校名変更
ヒトシプランニングオフィス株式会社
HITOSHI PLANNING OFFICE Inc.
競輪選手引退後その他の主な活動
愛媛県自転車新文化推進協会の皆様に向けて
★☆基調講演・プロジェクト提案☆★
●スライド内容●
プロフィール
他県から見た愛媛県の自転車政策
指導者として
自転車文化を継承する仕組み作り
循環する仕組み作り
地域振興につながる仕組み作り
世界につながる仕組み作り
室内バンク:ベロドロームについて
底辺を広げる新たな取組み
- 愛媛県自転車競技連盟 理事(2011年12月~2023年2月)
- 愛媛県自転車新文化推進協会「愛媛県自転車新文化推進フォーラム」基調講演
【プロジェクト提案】サイクリングの裾野を広げる地域振興の模索~レジャーとスポーツ。底辺を広げる新たな取り組み。~(2018年2月15日) - 愛顔(えがお)つなぐえひめ国体 自転車競技 少年の部 監督(2017年)
- 「WATT CYCLING」Webコラム「飛躍への原動力。世界に羽ばたくために。」(2017年~連載)
- 実業団サイクルレーシングチーム総監督(2012~2015年)
- 週刊プロスポーツ プロスポさろん「キク輪の自転車三昧」(日刊プロスポーツ新聞社)コラム執筆(2012~2013年)
- ツアーオブジャパン南信州ステージ解説(2012年)
- 愛媛県内でのイベント支援活動(2012~2015年)
├・サイクリングイベント:立案支援・コース監修
├・市街地クリテリウム:企画講演
├・サイクルトレーニング合宿:監督
└・キッズバイクスクール:監修
資格
- 公益財団法人 日本スポーツ協会 自転車競技コーチ3(旧名称:公認自転車競技コーチ)
- 公益財団法人 日本自転車競技連盟 公認審判3級
受賞・表彰歴
- 令和 元年度 公益財団法人 ヨネックススポーツ振興財団 米山稔賞
- 平成30年度 公益財団法人 大亀スポーツ振興財団*3 菜の花賞
- 平成29年度 公益財団法人 愛媛県体育協会*2 優秀スポーツ指導者賞
- 平成29年度 公益財団法人 松山市体育協会*1 優秀指導者賞
*1現在は [公財) 松山市スポーツ協会] *2現在は [公財) 愛媛県スポーツ協会] *3平成31年4月1日 [公財)愛媛県スポーツ協会]と合併しました。
メディア・イベント等での活動
元競輪選手 菊池仁志の自転車道場について
競輪選手生活30年は、常にレースに勝たなければならないというプレッシャーと、勝つための厳しいトレーニングに追われる日々でした。自転車って、楽しい!と、心から思って乗れるようになったのは、引退後しばらくしてからでした。この楽しさを多くの方に知ってもらいたい。できるだけ長く自転車を楽しんでいただきたい。こういった思いから、この道場(サイト)を立ち上げました。K-FITTING®バイクスクール、講演や講義、指導の場を通して、サイクリストや競技者の方々に30年の競輪選手生活で得たノウハをお伝えしていければと思っています。
菊池仁志のフィッティングメソッド
なりたち
競輪選手時代の30年間は、レースに勝つために、厳しいトレーニングと向き合う日々でした。そんな中、様々な経験をしてきました。例えば、短い時間に大きな力を必要とする練習後に、本来はかたくなるはずの身体が、そうはならず逆にやわらかくなるということや、ウエイトトレーニングでも上手く身体を使うような動きをすればかたい身体がやわらかくなるということ、そして、自転車では、力を入れていないのにスピードがでるという経験です。こういった経験を重ねていくうちに、身体をうまく使えたときに、このような結果が出るということが分かってきました。この身体の使い方が分かってきたとき、レース成績もぐんと上がってきました。年齢を重ね身体の変化は感じるものの、この省エネで身体を動かすということが分かったことで、選手生活を長く続けることができたのだと実感しています。
エピソード
省エネで身体を動かすことは、自転車以外でも可能ですが、自転車走行でそれを実現するには、最適なフィッティングが必要だということを思い知らされたエピソードがあります。デビュー後、順調にS1に昇級し、レース成績も好調を維持していましたが、20代後半のあるとき、交通事故に巻き込まれたことで休場を余儀なくされました。3か月ほどでレースに復帰しましたが、S級から降級しそうなほどの不調を味わいました。そのころの弥彦競輪で、初日レースを見た、元ナショナルチーム監督であり、当時は競輪選手であった班目秀夫さんに、「今のフォームでは、勝てないから、俺にフィッティングをさせてみないか?」と、言われました。正直、「そんな自転車の調整ぐらいで…」という思いから、遠慮して断わりましたが、2日目終了後に、もうなにしてもダメだ…という閉塞感から、ここはひとつ先輩の言うことを素直に聞いてみよう!と、3本ローラー上でフィッティングをしてもらいました。すると、どうでしょう!翌日最終日のレースでは、600mほど風を切って先行し、そのまま逃げ切って一着を獲りました。今までの調子では考えられないような力を出すことができたのです。自転車のフィッティングの大切さがわかり、自分なりに、フィッティングに取り組み始めました。若くして力で押し切っていた自分に、技術が必要なんだということを認識させてくれた班目さんには、いまでも感謝の気持ちでいっぱいです。
それ以来、㎜単位でのフィッティングに取り組むようになりました。その姿を見て、先輩選手や選手仲間からは「神経質すぎる」とか、「素人にはわからないミクロンセッティング」などとよく野次を飛ばされましたが、時代はかわり、今では、㎜単位でのフィッティングを必要とする声が多くなりました。
エピソード(音声)
2023年1月11日
音声配信(Podcast)はこちら
菊池仁志のフィッティングメソッドとは
力を入れ過ぎて身体を動かすと血流が悪くなり乳酸もたまりやすくなります。自然に身体を使うことで筋肉に無理をかけず省エネで自転車を進ませることができます。そのためには、自転車のハンドル・サドル・ペダルの位置を、乗車する人の特性や乗車目的に合わせて、フィッティングする必要があります。いまある身体を自然につかえるように自転車をフィッティングしていく、それが菊池仁志のフィッティングメソッドです。これは競輪選手生活30年、S級在籍連続28年の中で加齢と戦い、若い力のある選手と対等に戦うことから生まれたものです。菊池仁志のフィッティングメソッドは、計測機器を使いません。実走を交えながらミリ単位の調整をしていきます。実走にこだわるのは、フィッティングマシンや固定ローラーでは把握しずらい、空気抵抗や路面との走行抵抗、自転車操作、身体の使い方による筋肉の動きを見ているからです。 現在のデジタル機器や室内での疑似走行環境では補えない領域を経験値により調整します。ただし、それらを否定するものではありません。
☆★K-FITTINGの進化★☆ UP
実走を重視し、実走と調整を繰り返すスタイルでスタートしたK-FITTING®ですが、多くのケースを扱う中で、身体の動きと自転車の揺らぎの連動性を見極めることができるようになりました。2019年6月より、ハイブリッドローラー※1+実走を始めました。現在はハイブリッドローラー※1だけを使用したフィッティングでポジションを出すことができます。自転車の揺らぎがそがれてしまう固定ローラーでのポジション出しはできません。ハイブリッドローラー※1・グロータック※2・3本ローラー(プロまたは競技者のみ)でポジション出しが可能です。
※1:MINOURA ※2:GROWTAC
K-FITTING®の基本理念
菊池仁志のバイクフィッティング・トレーニングを、K-FITTING®バイクスクール「SCHOOL」で受講いただけます。バイクフィッティングに関する考え方については、ライディングクリニック基礎講座「はじめに」でお伝えしています。この内容についてご紹介いたします。
K-FITTINGのバイクフィッティング理念
菊池仁志の考える自転車に乗車するうえですべての基本となるのがバイクフィッティングです。
K-FITTINGのバイクフィッティングは次の2点を重視しています。そのもととなる基本的な考え方についてご説明いたします。
1.自転車の重心に乗る
2.自転車上で身体を使いやすくする
- 人間はテコの原理で動いている
人間の身体はテコの原理でできています。自転車を速く走らせるためには、省エネで効率よくペダルを回すことが大切です。 そのためにまず必要なのは、筋力ではありません。正しい身体の使い方を覚えることです。正しい身体の使い方を知るためには、正しい位置に乗車することが基本となります。これが自転車の重心に乗るということです。
- バイクフィッティングがすべての基本
力任せでは、加齢や走行距離によって限界が出てきます。走行距離は自分の意思で長くしたり短くしたりすることができますが、加齢は避けて通れない誰にでも訪れる自然現象です。こういった状況の変化に気後れすることなく、限りある人生の時間の中でできるだけ長い期間、そして、長い距離を走るために省エネでパワーを出す方法を学ぶことが必要です。その基本となるのがバイクフィッティングです。
- 最適フィッティング未来予想図
人の身体は、テコの原理の元に多種多様なメカニズムで動いていますが、人である限り、同じ法則のもとに動いています。その中で、それぞれの人が持つ特性を捉えていくと、その方に最善なフィッティングの方向性が見えてきます。その方向性とは、より最適なポジションに至るための道のりが見えてくるということです。目指すところは、今ここにあるのではなく、常に一歩先にあります。これが菊池仁志の考える最適フィッティング未来予想図です。
- 一歩先に進むために
見た目でとらえた理想的なフォームは、筋力に見合っていないフレームに乗るのと同じです。身体のどこかにストレスがかかり、不具合が出てきます。理想的なフォームに近づくために、身体を作りながら、その時々の状態で最善なポジションを導き出すことが必要です。
最大のポイントは、自転車上で身体を使いやすくすること。それは、身体の筋力や柔軟性で変わってきます。自転車の重心に乗り、自転車上で身体を動きやすくすること。これが競技力を高めていくことにも、より長く自転車に乗るためにも必要な基本的要素となってくるのです。
Wattbikeについて≪ NEWLY ADDED ≫
菊池仁志とWattbike
菊池仁志がWattbikeに出会ったのは、競輪選手引退直前。ペダリングの状態をリアルタイムで確認できるPolarViewと、風車を回して負荷抵抗をつくり実走に近い状態を作ることができるところに着目しました。直感的にWattbikeが自転車競技力を高めるためにとても適したトレーニング機器であることにいち早く気づき、選手時代に培った独自のノウハウをWattbikeに活かすことを見出しました。そして、競輪選手引退後、競技者の指導に携わる中で、多くの選手にこの独自ノウハウを活用したトレーニングを実践し結果を出してきました。
• こちらもご参照ください⇒ K-FITTING 事務局note:
「Wattbikeのお話し」 ・「K-FITTINGのWattbikeメニュー」
K-FITTING BIKE SCHOOLのWattbikeに関するご案内
K-FITTING BIKE SCHOOLでは、菊池仁志独自のノウハウと、自転車競技力を高めるために必要な総合的な知識と実戦での経験に基づき、Wattbikeを使用した実践的で理論的な指導が可能です。実施する内容を理解しながら強くなることができます。
下記のスクールメニューで対応できます。
- メンテナンスライド
● ペダリング/フォームの確認
PolarViewでぺダリングの状況をリアルタイムに確認できるので、身体の使い方とペダリングの変化を頭で理解しながら身体で体現できます。フォームや身体の使い方について菊池仁志がアドバイスします。
Wattbikeを初めて受講される方、安定した状態で身体の使い方をしっかり学びたい方にお勧めです。▽ Wattbike 社会人第一号のお客様の声 ▽
お客様の声~VOICE「拡張版Vol.8」
- トレーニング:ビギナー/エキスパート
● トレーニングメニューの実施
Wattbikeを利用してトレーニングメニューを実施します。現在のお悩み、強化したいところや目標に合わせてメニューを設定します。それぞれのメニューについて、どうしてこの内容をするのか、どういったことに気を付けるかといった具体的な説明と、実施中のアドバイスがあります。
より実践的に強くなりたい方にお勧めです。
トレーニング経験やトレーニング内容の組み合わせによって「ペダリング/フォームの確認」を行う場合もあります。
SNS
次のSNSアカウントを開設しています。
- 元競輪選手 菊池仁志 公式
菊池仁本人による情報発信アカウントです。- ブログ:元競輪選手 菊池仁志の自転車(JUGEMブログ)
現役引退後に開設されたブログです。k-fitting.comのサイト名はこのブログから引き継ぎました。現在は休止中です。 - X(旧Twitter):菊池仁志
本人によるTweetです。主に競輪関係のTweetをしています。
- ブログ:元競輪選手 菊池仁志の自転車(JUGEMブログ)
- ヒトシプランニングオフィス公式
菊池仁志の活動全般に関わる情報を発信しています。- Facebook:ヒトシプランニングオフィス
菊池仁志の活動情報全般を随時UPしています。 - Instagram:ヒトシプランニングオフィス
イベント・スクール風景やお知らせなどの写真・イラスト・動画を随時UPしています。 - Youtube:元競輪選手 菊池仁志の自転車道場
ヨネックス スポーツサイクル・レビュー等をUPしています。
- Facebook:ヒトシプランニングオフィス
- K-FITTING BIKE SCHOOL 公式
K-FITTING BIKE SCHOOLに関する情報、自転車(技術・競技・競輪)に関わる情報を発信しています。- LINE公式アカウント:K-FITTING
スクールのお問合せ受付と、お知らせの配信をしています。 - K-FITTING事務局 note
K-FITTING事務局による自転車情報noteです。技術的な内容は菊池仁志が監修しています。
- LINE公式アカウント:K-FITTING
- 音声配信
Radiotalkで音声番組を配信しています。Podcastでもお聞きいただけます。- Radiotalk:元競輪選手 菊池仁志の自転車道場
菊池仁志とK-FITTING事務局による自転車に関する情報の音声配信です。ご質問やお便りはRadiotalkのメッセージフォーム からお送りください。 - Podcast
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