FAQ
よくある質問:一般的な質問~スクールについて
お客様の質問に随時お答えしてまいります。
タイトルをクリックすると内容が表示されます。A 自転車で大切なのは、正しい乗車姿勢と正しい身体の使い方を覚えることです。 人間の身体はテコの原理でできています。自転車を速く走らせるためには、省エネで効率よくペダルを回すことが大切です。 そのためにまず必要なのは、筋力ではありません。正しい身体の使い方を覚えることです。正しい身体の使い方を知るためには、正しい位置に乗車することが基本となります。力任せでは、加齢や走行距離によって限界が出てきます。走行距離は自分の意思で長くしたり短くしたりすることができますが、加齢は避けて通れない誰にでも訪れる自然現象です。こういった状況の変化に気後れすることなく、限りある人生の時間の中でできるだけ長い期間、そして、長い距離を走るために 省エネでパワーを出す方法を学んでいきましょう。その基本となるのがフィッティングです。自転車に正しい姿勢で乗るようになると、今まで身体に出ていた腰痛や肩こりなどの不調が軽減されることもあります。
A 競輪選手のような短距離レーサーを目指さない方は、まず、心配いりません。 女性の方は特に、競輪選手のイメージで「自転車=太もも太い」という連想から、自転車に乗ると、脚が太くなるのではないか、と、懸念されている方も多くいらっしゃるようですが、これは、自転車の乗り方による結果です。競輪やトラック競技のように短距離でパワーを出す必要がある競技は確かに太ももが太くなります。それは、太ももの筋力が必要だからです。しかし、サイクリングにはこのような筋力は必要ありません。競輪選手のような短距離レーサーを目指さない方は、まず、脚が太くなるという心配はいりません。
A 乗車目的や脚の特性に合わせて調整することが必要です。
シューズ裏についているクリートは、シューズとビンディングペダルを固定する部品で、前後左右に調整ができるようになっています。このクリートを最適な位置に固定することで、力のロスを最小限に抑えます。ヒルクライムやロードレース、サイクリングといった乗車目的に合わせて調整することも必要ですし、X脚やO脚といった脚の特性に合わせて左右をそれぞれ調節していきます。 この調整だけでも、走りの違いを実感される方が多くいらっしゃいます。
≫「VOICE」
A 一番大きな違いは計測機器を使わないことです。
デジタル計測器に馴染んでしまっている今の時代に計測器を使わないのは時代遅れに感じられるかもしれません。しかし、今の計測器が万全かといえばそうではありません。これを補うのが、「菊池仁志のフィッティングメソッド」です。当スクールでは、計測機器を使わず、実走を交えながらミリ単位の調整をしていきます。実走にこだわるのは、フィッティングマシンやローラーでは把握しずらい、空気の抵抗や路面との走行抵抗、自転車操作、身体の使い方による筋肉の動きを見ているからです。このノウハウは、完全アナログ、経験による技でしかありません。数値によるデータ解析がご希望の場合は、菊池仁志のスクールはお勧めいたしません。「菊池仁志のフィッティングメソッド」は、現在のデジタル機器では補えない領域を経験値により調整するものです。ただし、それらを否定するものではありません。
A まず、アドバイスをもとに、フィッティングした自転車に1か月乗ってみてください。
フィッティングを受けていただいた方には、身体の使い方とペダリングの仕方をアドバイスします。それらのアドバイスをもとに、1か月くらいフィッティングをした自転車で走ってみてください。走りの違いを実感できるはずです。体力・筋力の変化により、違和感を感じるようになったら、「リフィット」を受けてみてください。違和感はないけど走り方に迷いが出てきたときは「メンテナンスライド」。ワンランク上の走りを目指したい方には、「トレーニング」をお勧めしております。
集めるとクーポン券にもなるお得な3回券「メンテナンスライドTICKET」もございます。
≫「SCHOOL」
A フィッティングを受けていただいた後、1か月後からトレーニングをお受けいたします。
それぞれの目標によって変わってきますが、一般的なサイクリストの方には3か月に1度の受講をお勧めしております。この間に、トレーニングコースで実践したトレーニングメニューやアドバイスを実践してみてください。
≫「SCHOOL」
A 菊池仁志がフィッティングする自転車は、次のものに限ります。
ロードバイク、タイムトライアルバイク(TTバイク)、ピストレーサー(トラックレーサー)、シクロクロスバイク。
なお、スクール時に自転車の不具合についての修理対応はできません。整備された自転車でお越しください。消耗品等、交換時期と思われるものは交換してからお越しください。ただし、部品交換は、リフィットの交換部品の対象となる場合がありますので、お申込み前に、ご確認ください。
A はい。トライアスロン・バイクパートのスクールも承っております。
自転車を楽に速く走るためのポジションは基本的に省エネで走れるポジションです。どこか一か所に力が入っているような乗り方では、うまく身体が連動して動きません。身体全体を滑らかにするポジションは後半のランにも好影響を与えます。また、効率的なタイムトライアルの走り方には、基本があります。
トライアスロン・バイクパートは、「マンツーマン・ロードバイクスクール」の各コース、および「競技者指導メニュー」で承っております。詳細はお問合せください。
A シューズの種類によって、できる場合とできない場合があります。
シューズのメーカーが違う場合は、靴の底のソールの厚さ、硬さが違ってくるため、調整するサドルの高さも変わってしまいます。そのため、同時にフィッティングはできません。
同メーカー、同品番、同サイズであれば、同時に合わせることが可能です。ただし、この場合も、個体差があるため、メインで使うシューズは決めていただくようお願いしております。
バイクフィッティング・リフィットは自転車1台につき1足分のシューズ(クリート)を合わせる料金設定となっております。練習用、本番用と複数のシューズをお持ちいただく場合は、追加料金が発生します。また、それぞれのシューズの種類や形状・使用状況等によって対応内容が異なりますので、まずは、お申込み前に、お問合せください。その時に、それぞれについて、シューズのメーカーと型番、使用状況(レース用、通勤用など)についてお知らせください。
≫「SCHOOL:追加料金について」
≫ブログエントリ「道具に関するお話し」
A お友達やご家族と一緒にバイクフィッティング(リフィット)に来ていただいても大丈夫です。
バイクフィッティング(リフィット)はお一人ずつ行います。
お申し込みの際に、スクール開始可能時刻~終了時刻の間で、希望時刻を指定できます。
お二人で受講の場合、午前1名、昼食をはさんで、午後1名でご予約いただいても構いませんし、午前または午後の時間帯に、連続してご予約いただいても構いません。
ただし、お申し込みは、お一人ずつ別々にお願いいたします。なお、連続してご予約いただいた場合、当日の状況により、補給等の休憩を10分程度はさみますので、後にご予約の方の開始時刻が多少ずれる場合がございます。当日は、受講後の時間に余裕を持ってご予定ください。
なお、1日のフィッティング予約受付は3名までです。お一人複数台お持ちいただく場合は3名お受けできない場合がございます。
A ハンドル・サドルの位置はフレームの特性、クランクの長さ等によってそれぞれ変わってきます。
乗車する方が同じでも、フレームの硬さの違いや、クランクの長さ、自転車の重心等によって、サドルの高さと前後の位置が変わります。
また、その特性によって、上死点、下死点の位置が変わるので、それぞれの自転車でサドル、ハンドルの高さや位置が異なってきます。
一つの事例を詳しくまとめましたので、ご参照ください。
≫「QA詳しく解説:Vol.1:自転車の種類におけるフィッティングポジションの違い」
A スクールでは、パーツ(部品)交換や修理作業は承っておりません。経年劣化や消耗により交換時期であると思われるパーツ(部品)は交換してからお越しください。なお、パーツ(部品)交換は、リフィットの交換部品の対象となる場合がありますので、お申込み前に、ご確認ください。
A 菊池仁志のフィッティングは、身体の使い方を覚えていただいて、理想形に近づけていくことを目指しています。
その中には柔軟性も含まれます。
この先の伸びしろを大きくするためには、柔軟性は必須です。
現状の問題解決のために柔軟性を高めることをお伝えする場合は、色々なケースがありますが、その大切さについて、少しでもご理解いただければと思います。
以下のリンク先は、柔軟性に関連した記事(菊池仁志のブログ・Webコラム)です。ご参照ください。
≫ブログエントリ「柔軟性」
≫WATT CYCLINGコラム「Vol.3」
A スクール実施日に現地で必要な場合にのみ、ステムとコラムスペーサーを取り扱っています。これ以外はありません。また、元競輪選手菊池仁志および元競輪選手菊池仁志の自転車道場、K-FITTING®バイクスクール、ヒトシプランニングオフィスはWeb上での物品販売活動[通信販売]は行っておりません。運用しているドメインは「k-fitting.com」です。その他にECサイトは運営していません。本ウェブサイトに掲載している画像やテキスト等の情報を無断で流用した悪質サイトにご注意ください。
≫「サイトポリシー:本ウェブサイトの掲載内容について」
≫「About Us ー ヒトシプランニングオフィスについて ー:ご注意」
A 複数のパーツ(部品)をお持ちいただいても、交換作業を行いながらパーツ(部品)を選定するという内容はスクールで承っていません。事前に交換してからお越しください。パーツ(部品)の選定については基本的にお客様ご自身で行っていただくよう、お願いしております。
A 初回の方、フレームを交換された方はバイクフィッティングの受講からお願いしております。バイクフィッティングを行っていない(ポジションの出ていない)自転車のトレーニング指導は承っておりません。ポジションを考慮せず、トレーニング指導だけを行った場合でも、タイムは上がってくると思います。ただ、あるときから伸び悩んだり、故障を起こすようになったりします。ポジションをきちんと出すことから始めて、トレーニングの基礎から学んでいただくことは、時間がかかるようですが、結果的に早道になります。
A フィッティングを受講いただいた方に、「自然に身体を使い、ハンドルとサドルに掛かる体重をペダルに乗せていく意識で自転車を進ませてください。」と、お伝えすることがあります。自然なことを意識するというニュアンスにも受け取れてしまうため、逆に難しいように感じられるかもしれませんが、もともと身体の使い方に不自然さがない方は、フィッティングを受講いただくことで、いままで以上に自然に使えるようになっています。まずは、自然であることを意識せず、「もどかしいかもしれないけど、楽に乗る。」ということを継続的に心がけてください。
ただ、今後レースに挑戦していく場合、この自然な動きの中で意識することが必要になる場合があります。初心者の方には、段階を追ってお伝えしていきます。受講メニューについてはご相談ください。
≫「SCHOOL」
A お尻の筋肉とハムストリングが使えているのは、いい傾向です。その部分の筋肉が使えないと大きな出力が出せません。その部分の筋肉が上手く稼働しているときは疲労感があります。トレーニングと休養のバランスをうまくとることが大切です。すぐに疲れるのは次のような理由が考えらます。
【フィッティング前のフォームで使われていなかった筋肉が弱くなっている。】
⇒この場合は、トレーニングを続けていくことと、ストレッチ等で疲労を早めにとることを心がけてください。
【ペダルにかける入力が強すぎる(最適なギヤより重めのギヤを選択している)】
⇒この場合は、自分が思うより少し軽めのギヤを選択するようにしてください。
バイクフィッティングを受けていただいた方のための「走り」のメンテナンス・メニュー「メンテナンスライド」もお勧めします。
VOICE拡張版ではお客様からの感想をより詳しく掲載しています。こちらも是非ご参照ください。
このQAをご覧の方におすすめ記事「VOICE 拡張版 Vol.3」
A 腹筋は、外腹斜筋を鍛えることでペダリングのバランスがよくなるので、ねじりながら腹筋をしてみてください。あとは、腸腰筋系のトレーニングで大丈夫です。腹筋系のトレーニングをした後は、ヒップリフトの動きを取り入れて、腸腰筋を伸ばす運動をしたほうがいいです。
「メンテナンスライド」に体幹やストレッチなどの内容を組み込むこともできます。ご相談ください。
A 二つの自転車ともに腰が落ち着く位置は同じ感じになるように調整しています。変更幅が違うのは、下死点の通過がスムースになったこと、気温が下がりサドルベースが固くなったこと、サドルの疲労度の違い等によるものです。なお、骨盤のローテーションが上手く使えるようになるとサドルは下がる傾向にあります。サドル水平面、前後位置は体幹の強さ、柔軟性で変化します。